地図に、誰かの記憶が残っている
記憶地図は、日本全国の地図の上に「その場所であったこと」を匿名で残していく場所です。お店の評価でも、観光の案内でもありません。誰かにとってだけ意味のあった出来事を、その起きた場所に置いておくための地図です。
小学生のころ、ここに小さな駄菓子屋があった。
高校最後の日、ここで友達と夜まで話した。
父と最後に桜を見た場所。
こうした記憶は、誰かに伝えるほどのことでもなく、かといって捨ててしまうには惜しいものです。地図に置いておけば、いつか同じ場所を通りかかった誰かが読むかもしれません。読まれなくても、置いた場所は変わりません。それでいいと思って作りました。
使い方
記憶を読む
地図の上に、小さな灯りがともっています。ひとつ選ぶと、その場所に残された記憶が出ます。同じ場所に複数の記憶があるときは、灯りが少し大きくなり、件数が付きます。前後の矢印で読み比べられます(キーボードの左右キーでも動きます)。
灯りの色は、その記憶があった季節です。投稿した日ではなく、書いた人が「この頃だったな」と選んだ季節が色になります。地図を眺めるだけで、いつごろの出来事かが分かります。
- 春(3〜5月)
- 夏(6〜8月)
- 秋(9〜11月)
- 冬(12〜2月)
場所を探したいときは、左上の検索欄を使ってください。2文字以上入れると住所の候補が出ます。公園・駅・お城・海岸などの名前で探したいときは、入力してEnterキー(または右の矢印ボタン)を押してください。「代々木公園」「通天閣」「由比ヶ浜」のような名前で見つかります。いま画面に見えている範囲にいくつの記憶があるかは、検索欄の下に出ています。
記憶を残す
「この場所に記憶を残す」を押すと、地図の真ん中に印が出ます。地図を動かして場所を合わせ、「ここに決める」を押してください。あとは書くだけです。名前もメールアドレスも要りません。240文字まで、写真は1枚だけ添えられます。
その記憶がいつ頃だったか(春・夏・秋・冬)は必ず選んでください。選んだ季節が、地図に灯る色になります。何年前のことでもかまいません。
写真がなくても成立するように作ってあります。文章だけの記憶がいちばん多く、それがこの地図の普通です。
書くときにお願いしたいこと
- 名前・住所・電話番号・勤務先など、あなたや他の人が特定できることは書かないでください。
- 他人の顔が写った写真は、たとえ知り合いでも控えてください。
- 特定の人や店を責める内容、事実でないことは書かないでください。
- まだ生きている個人の私生活に踏み込む内容は控えてください。
読んでいて気になる記憶を見つけたら、記憶の下にある「この記憶を通報する」からお知らせください。確認のうえ対応します。
いま残せる記憶の保存先について
現在このページは準備段階のため、あなたが投稿した記憶は、あなたの端末の中だけに保存されます。他の人の画面には表示されません。ブラウザの履歴やサイトデータを消すと、一緒に消えます。別の端末で開いても出てきません。
あらかじめ地図に置いてある記憶は、この場所の雰囲気を伝えるために用意したものです。今後、みなさんの記憶を共有できるようにする準備を進めています。
よくある質問
- 登録やログインは必要ですか?
- 要りません。名前もメールアドレスも聞きません。投稿と一緒に残るのは日付だけです。
- 投稿した記憶を消せますか?
- 現在は端末の中に保存されているため、ブラウザの設定からこのサイトのデータを削除すると消えます。共有できるようにしたあとは、投稿ごとに消せる仕組みを用意します。
- いいねやコメントは付きますか?
- 付きません。評価も、閲覧数も、フォロワーも表示しません。数で比べる場所にはしないつもりです。
- 写真は必ず要りますか?
- 要りません。むしろ文章だけの記憶のほうが多いです。写真を添えると、縮小してから保存されます。
- 日本以外の場所にも残せますか?
- いまは日本国内の地図だけを扱っています。使っている地図が日本全国を対象にしたものだからです。
地図について
地図は OpenFreeMap と OpenMapTiles、データは OpenStreetMap のものを使っています。文字だけをあとから差し替えられる形式なので、日本全体を映しても地名が日本語のまま表示されます。名所の検索にも OpenStreetMap のデータを利用しています。
選んだ場所の地名を表示するところだけ、国土地理院の仕組みを使っています。日本の住所はこちらのほうが正確なためです。
出典:OpenFreeMap © OpenMapTiles Data from OpenStreetMap/国土地理院